2010年05月08日
タイ バンコク

建築の勉強で、バンコクへ。
主な工法は基礎、床、柱をモルタルにて打っていますが、
壁の部分はブロックを積み左官でしごきペイント仕上げ。
しかもペイントは、玉吹きとかマスチックとかスタッコという
テクチャ-をつけるわけでもなく、ローラーにてゴロゴロしています。
ただ、色の使い方がいいのと、左官のいい意味いい加減な仕上がりで、
とても好きな仕上がりになっています。
ただこの工法、(低層の物件でも)
時間と労力が掛かるという事で減ってきてしまうということでしたが、
人の手で造られているモノの方が断然味わいがあり
作り手の意思も表現できるのではないかな
と、この地でよりいっそう強く感じました。
(便利になるというより、職人の手が無くなっていくのがみえるので辛いです)
できるならタイでは、
今までどうりの建築現場であってほしいなと、思います。