2011年08月22日

「和の色」







「和の色」






先日ポーターズペイント日本総代理店のオリエンタル産業に行ってきました。全国でポーターズペイントを取り扱う方々とのジャパンミーティング、「和の色」発売に伴うポーターズペイントパーティーに参加してきました。今回は、オーストラリア本社から創始者のピーター・ルイス氏も訪れ、お話を聞かせていただきました。祖父が残した日記帳から始まったペイントの物語、色、顔料に対するこだわり、伝統的な手法、工法を残しつつ、新しい物の開発をしていること、こだわってきた数々の言葉に作り手としての気持ちの高さを感じられました。自然の中にある海、川、山、土、森、植物等は、同じものが二つと無いものです。単一で単色な色合いは自然界にはありえません。しかし工業製品などによって自然体の空間が無いのが当たり前の状況になっていますが、自然の中や自然に近い状態の場所の方が、居心地よく気持ち豊かになれると思います。自然界に近い状態に造り込める作り手の重要性を感じています。その後に「和の色」の紹介がありました。かつての日本で日常的に使われていた色の中から12色になります。支子、二藍、煤竹など、どの色にも想いや意味がある色になっています。今回「灰桜」を天井、壁全面にペイントしてある住宅を見せていただきました。白い空間には無い、とても落ち着いた長居したくなるような、そしてなんだか懐かしい感じがする空間になっていました。日本人が好んだ色からは優しさや自然を愛でる気持ちが込められているのを感じます。日本の文化だなと思います。







「和の色」



Peter Lewis氏と。









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