2011年02月04日
玉露の里
藤枝市岡部にある玉露の里。
バーズさんの依頼で入り口の売店、食堂部分の塗り替え工事。
きれいに造られた砂壁みたいなクロス下地に、
シーラー、ポーターズペイントのストーンペイントファイン塗り。
養生、枠木部の取り合いにコーキングをした後、
やっと塗り始め、ここまでくるのに時間がかかった
施工前
刷毛にて塗装中
施工後
出来上がってみると、不思議と今までこの色だったんじゃないかと思うほど、
溶け込んでる。ほんと不思議。
うちの事務所もおんなじ色使ってた。
2011年02月03日
鏝

刷毛とおんなじくらい、好きなコテ。
日本の建築文化でとても重要な左官。
美しい日本建築には欠かせない存在。
な、はずなのに。 どこに日本建築向かっているんだか。

リッチコッパーというアクリルの液体で反応するペイント。
無限の可能性のあるペイントなんで、いろんなパターンを想定してサンプル作り。
決められた塗り方じゃないことするのもいいんじゃないかなと。
まずやってみないと物事って分からないんと思うし、
あれこれ考えてるのも、貴重な時間。
2011年02月02日
川根

ここのところ
山間部での仕事が続いてるカラーズデン。
川根町の役場で塗り替え工事。
近くの中学校の先生してる同級生が、
今日はマイナス4℃まで気温が下がっただよ
って。
確かに寒くって、
10時ぐらいまで手先が痛くて上手く作業が出来なかった。
今回の現場は、
外壁をサンダーで目粗し、セメントフィーラー、弾性のベース、弾性のマスチック、トップ二回塗り。
この中で、
一番気を使うのがマスチックでの転がし。
良し悪しはここで決まってしまう。
ハチの巣のようなローラーでパターンを付けていくんだけど、
乾いてくるとパターンが立ってきちゃうんで、
ある程度速さが必要で、
戻って直すことができないから、
その時その時しっかり仕上げていかなくちゃぁいけない。
マスチックってつんつんしててイヤなんだよね~
なんて監督(この現場ではないのだけど)がいるけど、
それって失敗してるんだけどなあ。
あれ なんか違うね。
って監督が。
手で触っても痛くないのが最低限の正解。

やりにくい狭いとこでもおんなじように
しっかり仕上げないとね。
今月の下旬も山だよ。